主治医に網膜芽細胞腫と診断されたときに、
いちばんに思ったことは、
娘の心配ではなく、
自分の心配でした。
盲目の子を育てる障がい者の親に私がなるの?
健康な子じゃないと嫌だ。
でした。
ほんっっっとに、ほんとにほんとに
最低ですよね。
でも本当に、
本当に思ってしまったんです。
いま振り返ると、私は人間として未熟すぎました。母親になりきれていなかったなと思います。
娘の病気のお陰で、沢山のことを教えてもらうことになりました。
今では感謝しています。
病気や障害に関係なく、我が子を愛せるようになりました。